綿生地の特徴
暖簾には、綿の生地を使用した本染と先染めに加え
化学繊維の生地を使用したフルカラーがありますが、
老舗の店舗や昔ながらの雰囲気を醸し出したい旅館などでは
長期利用が可能な耐久性の高い本染暖簾が選ばれています。
本染は、製版で転写したデザインに、捺染後に蒸して
染み込ませる様に反応させますが、太陽光に対して
強い耐久性を誇る顔料を使用する場合にはプリントとなるので
綿の生地でも裏面がそのままになるケースがあります。
綿の生地は、自然素材である事から化学繊維の生地に比べて
均一性が劣る特徴がありますが、本染は染料を染み込ませて
化学反応を発生させるので、不均一な染め上がりの風合いが一番の魅力です。
綿の生地には、コストパフォーマンスに優れた天竺素材や表面の模様が
さめ肌の様に見えるシャークスキン素材に加え、蚕から紡がれる生糸の縦糸と
太く節に多い玉糸の横糸で平織りされた麻の様な趣のシャンタン素材や
平織りと斜子織りを不規則に織り交ぜた立体的な風合いのブッチャー素材
及び双糸の太い糸で綾織りにしたカツラギ素材などがあります。
先染めは、裁断加工する前に単色に染め上げたロール状の生地であり、
本染やフルカラーに比べて激安で提供可能なメリットがあり、
店舗内の立ち入り禁止区域の間仕切りや個室空間の間仕切りなどに最適な暖簾です。
自然素材には、平織りの定番オックスフォード素材や色が所々抜けた様な趣が
特徴のムラ糸クロスなどがあり、短時間で納品出来るのも大きなメリットです。
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