雨天時も安心して店頭に設置できる暖簾の撥水加工
暖簾には種類があり質感や模様などに特徴があります。
どこに使用したいのか、用途にあった適切なものを選ぶことで
効果的な使い方ができます。
撥水のれんはもちろん水を弾くので、水回りや濡れるかもしれないと
想定される場所におすすめです。
元々暖簾にしようと思うものを撥水加工することで仕上がります。
水を弾くだけでなく、汚れもつきにくく色あせを防ぐこともできるので、
撥水でない場合に比べぐんと長持ちします。
日除けのれんも撥水加工できるので用途が広がります。
撥水のれんでは、表面に薄い膜を作ることで水滴の侵入を強力に防ぎます。
適したものとしては元々あまりざらつきがない麻や
使い勝手の良いポリエステルです。
デザインも綺麗に入り撥水加工も均等に行うことができます。
あまり目が細い織物ですと加工が取れやすい恐れがあります。
夏は中が見えて涼しげな方が良い、冬場は少し厚めのものが良いなど
季節によってものれんの生地を選びますが、撥水のれんを考えた場合には
なるべく薄手のもので柔らかく、目の粗いものの方が効果が長続きすると言えます。
どんなものも加工することは可能ですが、綿などは水分を含みやすい特徴があり
乾きにくい性質も持ち合わせています。
生地の特徴を理解した上で加工する方がより長持ちするのれんとなるのです。
看板用として使用したい場合には、撥水に最適な風合いになるよう
織り方を工夫したものがあるようなのでそちらをおすすめします。
お店の方法により撥水効果も少しずつ変わってきますので、
色々なお店を見た後で検討すると良いでしょう。
撥水効果が低下した場合にはアイロンがけをすることで
再度効果が現れる場合があります。
ポリエステルはものにより高級に見えるものもありますので、
シワが気になる方や光沢感を出したい場合にも良い生地となります。
撥水加工をしてシワがつきやすくなるなどのデメリットはないので、
用途に合ったものを使いやすくしのれんのある生活を楽しみましょう。