同じ暖簾でも色によって雰囲気が大きく変わります
集客力アップを狙う上で、意識したいのが無地暖簾の効果的効果です。
シンプルなデザインだからこそ、店舗の入り口に使いやすい物です。
大きな暖簾は十分なアピール力が期待出来ますが、店舗のイメージカラーに
合った物を選ばなければいけません。お店の種類と色のムードがマッチしていないと、
十分な視覚効果が期待出来ないので要注意です。
例えば、抹茶系のスイーツをメインに販売する店舗だった場合は、
定番メニューを連想させる濃いグリーン系統の暖簾がピッタリです。
暖簾の持つ視覚効果が上手く働き、ここのお店は抹茶系のスイーツを
メインに扱っている場所だ、と不特定多数のユーザーへアピールが出来れば、
自然体での集客力アップが狙えます。
同じお菓子を販売する店舗でも、看板メニューがチョコレートや
チョコアイスだった場合は、ブラウン系統の暖簾が似合います。
チョコレートの美味しさや甘さを直感的に表現する事ができ、視認性の良い
少し明るめの色合いにすれば、遠くからでも店舗の暖簾がバッチリと確認できるでしょう。
同じスイーツ関連の店舗でも、お店のコンセプトによって最適なイメージカラーは変わりますし、
季節や世間の流行に合わせて一押しのメニューを変える場合は、それに合わせて
掲げる無地の暖簾の方も臨機応変に変更した方がワンランク上の好影響が望めます。
集客したいユーザーの属性を意識してみる
店舗や施設の戦略によって、いわゆる集客したいユーザーの属性は変わります。
例えば、現状は女性ユーザーが大半を占めるケーキショップでも、
今後は男性客の集客をしなければ安定的な売り上げが確保し難い、
というケースがあるかもしれません。
一部の属性の顧客に依存すると、環境が変わった時、柔軟に対応する事が難しくなります。
今後の事を考えて、社会人男性の顧客の集客を意識したい場合は
それに合わせて暖簾のデザインを意識してみましょう。
男性が自然と足を運びやすいケーキショップに刷新したい、そんな時は
あえてフェミニンな雰囲気を抑えたいところです。
スカイブルーやライトグリーンといった、明るくて健康的なイメージを
醸し出しながらも、どこかクールで爽やかな印象のある色味の暖簾を採用します。
お店の経営戦略が変わり、これからは購買意欲が豊富なシニア世代をメインに
営業を推し進めたい、そういった方針転換をした際も、イメージカラーの見直しが大事です。
荘厳な雰囲気が醸し出せる濃いめの黒色系統、藍色や真紅、深紫などの
無地の物に入れ替える事で自然と高級感の漂う店舗デザインに刷新する事が出来ます。
更に上質な素材の物を選ぶ事で、ここは信頼できるお店だと自然体でアピールでき、
経営戦略にそった集客力アップが狙えます。